2020年9月に関西から東京へ引っ越した我が家。
2021年4月からの仕事復帰に向け、引っ越しから一息つく間もなく娘の保活がスタート。
激戦と噂の世田谷区、さらに2020年はコロナ禍でどの様な影響があったのか?保活の始まり~園見学、申し込みまでの流れやポイントを振り返ります。
どなたかのお役に立てれば幸いです。
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我が家の保活スペック
まずは我が家の保活スペックから。
娘…現在1歳。早生まれの為入園は2歳児クラスを予定
夫…会社員(フルタイム正社員)
NA(私)…会社員(フルタイム正社員)、現在育休2年目。復帰後は時短勤務予定
ごくごくありふれた一般家庭です。
何か特別なことを挙げるとすれば、女性が多い会社に所属している為、丸々2年間の育休を取得することができたと言うこと。
その為今回は2歳児クラスでの保活です。
どの地域もそうかも知れませんが、最も競争率が高いのは、0歳からの持ち上がりが多く入園希望者数も多い1歳児クラスと言われています。
2歳児クラスもほとんどが1歳児クラスからの持ち上がりの為、とにかく枠が少ない。一方で競合もそこまで多くないので、入園難易度は1歳児クラスに比べればやや落ち着いた中の上、、と言うところでしょうか。
区の子育て支援課で言われたのは
【保活で1番大事なのは、全て落ちた時にどうするかを考えておくこと】
まだ申し込んでもいないのに、びっくり!笑
そう注意喚起しなければならないほど、希望通りの保活にならない人が多いのだと思います。
我が家の場合、保育園に入園が出来ないなら育休を伸ばすことも可能ではありますが…。私自身、今は働くことへのモチベーションが非常に高まっており、出来れば2021年春に復帰したい。
もうすぐ2歳になる娘も、家庭保育ではエネルギーが有り余っているので、のびのびと遊べる園で楽しく過ごしてほしい。
と言うわけで役所の方の言葉はあまり響かず←
とにかくやってみよう。
やってみてダメだったら、それはその時考えれば良いや!←良くない例。
と言う気持ちで保活を始めました。
園見学はいつからスタート?園見学のポイントは?
引っ越し準備と並行して、9月頭頃には転居先の東京都世田谷区の役所にコンタクトを取り、保活事情について電話で問い合わせを行いました。
同時に目ぼしい園に電話して見学予約を取り付けます。
引っ越しは9月10日頃。荷物の整理が少し落ち着く1週間後くらいから、少しずつ園見学をスタート。
約1か月間に渡り、合計20園近くを見学することが出来ました。
我が家が重視した園見学のポイント
・園庭があるかどうか
・園の雰囲気や先生の関わり方、子供達がのびのび過ごしているか
・自宅&最寄り駅からのアクセスが良い、送り迎えが楽なこと
・施設の清潔感
・年間行事はどのようなものがあるか(保護者参加型か等も)
・保育+αの教育があるか(英語、リトミック等)
・日々の持ち物
・土曜保育や延長保育について
私の場合は誰もが思いつくような項目が多いですが、事前に自分が重視するポイント、聞いておきたいことなどを整理してから見学に向かうのがおすすめです。
一緒に見学したお母さんの中には、例えば
・プライベートゾーンについてどう配慮し、園児にどう教えているか
・入園後すぐに妊娠が発覚した場合どうなるか
・異年齢保育があるか、他保育園との交流が盛んか
など、様々な質問が飛んでいました。
各ご家庭ごとに重視するポイントは違うと思うので、ぜひ事前にご家族と話し合って、聞きそびれることのないようにしたいですね。
いざ、見学スタート!コロナ禍でどう変わった?
2020年9月は、コロナウィルスの感染者数はやや下火気味でした。それでも、例年の保育園見学と比較して、各園様々な制約がありました。
代表的なもので言うと【人数制限】。大人は1人のみしか見学できない園がほとんどだったので、残念ながら夫は参加できず。私が写真や動画を撮って(許可が出た園のみ)共有していました。希望園は夫婦で話し合って決めたいと思っていたので、これは誤算でした。
また、見学は実際に園児達が過ごす教室へは入れない園がほとんどでした。園庭や廊下から教室の様子を眺めるスタイルが多かったです。
中には園のエントランスで説明のビデオを見せられて終わり…ということも。見学の意味とは…。
子供たちがどのように過ごしているか、先生達がどう関わってくれているのかを見たいママさんも多いと思うので、その点ではコロナ禍だからこその難しさがありましたね。
画期的だなと思ったのは、ZOOMを利用して自宅から見学できる園が1つだけあったこと!
ビデオ越しではありますが、教室の中で子供たちが遊ぶ様子や食事をする様子がリアルタイムで見れるので、雰囲気が分かりやすく、嬉しかったです。
園見学は基本的に平日なので、ほぼ子連れになります。ベビーカーや抱っこ紐で出向く為、天気が悪い日は大変。家から気軽に参加できる点においても、非常にありがたかったです。
園見学の方法については各園のHPをチェックしましょう。事前予約制の園が多かったですが、場合によっては随時受け付けていたり、予約スタート日時が決まっていたり、逆にコロナで完全に見学をお断りしていると言う園もありました。
見学NGの園に関してはお願いすれば資料を送ってくださるところも。建物内には入れませんが、私は近くまで行って様子を見たりもしていました。怪しまれない程度に!
世田谷区で大事なのはとにかく【指数】。我が家のケースは?
さて、保活激戦区と言われる世田谷区。
保活において重視されるのはずばり【指数】です。
中には【希望順位】などで入園の優先順位が変わる市町村もあるようですが、世田谷区はシンプルに【指数】勝負。
指数が高い順に、申し込み用紙に書いてある入園希望上位の園からしらみつぶしに入園可能かを見てくれます。ちなみに通える範囲であれば、何園書いてもOK!
指数には両親の雇用形態や勤務時間に加え、兄弟加点やシングルマザー加点、既に有償で認可外の園に預けていると加点など、様々な要素があります。
我が家の場合、
両親共に週5日、週40時間以上の勤務を常態としている 50点×2=90点
※復帰後に時短勤務予定でもOK
両親共、入園希望月に就労実績が1年以上 2点×2=4点
申込児の産休or育休明けである(私のみ)5点
合計109点
この点数は世田谷区で保育園に内定するためのボーダーラインと言われています。
昨年認可保育園に内定した世帯の指数分布を見ると(区のHPで統計資料が公開されています)、約7割が109点以上で構成されています。
110点以上は何かしらの加点がついている世帯になる為、よほど選り好みしなければ内定が出やすいようです。
我が家のようにごくごく一般的なフルタイム共働き109点は最も世帯の母数が多い為、残念ながら109点でも内定が出る場合も出ない場合も様々…といったところでしょうか。
109点未満だとぐっと難しくなると言えますね。
ちなみに、世田谷区の昨年の待機児童数はなんと「0」!
数年前はかなりの待機児童がいたはずですが、新設園を増やしたり保育士の待遇を改善したりと、自治体の努力が伺えます。
とは言え、あくまで数値的にゼロなだけであって、全員が満足のいく保活が出来たわけではないはず。
希望順位の低い園や、場合によっては高いお金を出して認可外に預けている家庭も多いはず。
そう考えると、世間一般に言われる「待機児童0」は、ゴールではなくスタートライン。
実際に保活をしてみてそれが良くわかりました。
希望順位を決めて、いよいよ申し込み
書類提出の締切は11月末。
少し余裕をもって、11月半ばに窓口にて申込書類を提出しました。
窓口で書類に不備がないか一通りチェックしてくれるので、安心です。
結果通知は1月末頃。ドキドキで待ちます…。
1月末に内定が出ない場合はそのまま二次選考に進む形となり、それでも内定が出ない場合は待機児童扱いとなり、期中での空きを待つ形となります。
ちなみに申し込み時には会社の人事に書いてもらう書類も同時に提出する必要があります。
私の場合は人事に復帰の旨を電話で連絡したのち、簡単なヒアリングがあり、その後すぐに必要書類に記入し郵送。会社記入欄を埋めて人事からすぐに返送されてきました。
会社によっては復帰後の働き方やポストについて面談をする場合等もあると聞くので、人事への連絡は早めの方が良いかも知れません。
また、育児をしながらだと子供の突発的な病気や怪我など、トラブルが発生する可能性もあります。締切直前にバタバタすることが無いよう、書類の準備や園見学は早めスタートをおすすめいたします。
以上、園見学から申し込みまでの記録を綴ってみました。
果たして、娘は無事に入園できるのでしょうか…!?
気になる結果通知については…こちら↓
お読みいただき、ありがとうございました。