こちらの記事の続きです。


晴れて、娘が東京都世田谷区の認可保育園 2歳児クラスに内定しました。
今回は振り返ってみて思う、今だからこそわかる【内定に至ったポイント】について書いてみたいと思います。
来年度の保活を控えている方、世田谷区にお引越し予定で保活に不安を抱えている方など…少しでもお役に立てれば幸いです。
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指数至上主義の世田谷区109点はやっぱりボーダーラインだった!
世田谷区の保活は指数至上主義だと以前お話しました。
希望順位が高い園なら有利…といった駆け引きはありません。申込用紙には現実的に通える範囲であれば、何園でも書くことができます。とにかく指数の高い家庭順に、希望園の中から入れる園を探してくれます。
我が家の指数は109点。
夫婦共にフルタイム(契約上)共働き(50×2=100点)
1年以上在籍(2×2=4点)
私が育休明け(5点)
恐らく多くの共働き家庭に当てはまるのがこの指数。
世田谷区の前年度の統計資料によると、認可園に内定した児童のうち、約30%がこの指数でした。110点以上が約60%、108点以下が10%弱だったと記憶しています。
つまり
【110点以上は、相当選り好みをしなければだいたい受かる】
【世帯数が多い109点は、受かる人もいれば受からない人もいる】
【108点以下は、相当運が良くない限り難しいかもしれない】
…といった印象でしょうか。
今年度の統計資料はまだ公開されていません。どの年にどのエリアに高得点の人がいるかはわからないので、こればかりは本当に運ですね。
とは言えやはり109点がある種ボーダーラインとなることは間違いなさそうなので、指数が108点以下の人は認可外保育園も同時進行で検討する必要がありそうです。
母数が多い109点。我が家が内定に至ったポイントは?
我が家が内定に至ったポイントは具体的にどこにあるのでしょうか。振り返ってみて思うことを挙げてみます。
2歳児クラスは枠も少ない一方、競合も少ない!?
これは、最も大きな要因の一つかもしれません。
やはり、保活で大激戦なのは0歳児、1歳児クラス。中でも1歳児クラスは応募人数も多いうえに、0歳からの持ち上がりが多い為、枠が少ないというダブルパンチに。
比べて2歳児はと言うと、枠はとにかく少ない!(どの園も、1枠や、2枠…多く4枠くらいです)見学をしていて、とにかく驚きました。
しかし、同時に「競合も少ない」のが2歳の特徴。区が発表している最終集計の結果を見ると、同一エリア内で2歳児クラスに申し込んでいる人の人数はかなり少なかったです。
また、110点以上の高得点を持つご家庭は、例えば「シングル加点」であったり、「既に有償で子供を預けている加点」であったり、何かしら【保育の必要性が高い】ご家庭である可能性が高いのではと思われます。
そうなると、必然と高得点世帯は0歳や1歳児クラスに多くなり、年齢が高くなるほど申込者数の点数平均は下がっていくのかもしれません。(3歳児クラスは転園や幼稚園への変更が多いと聞くので、また違った特徴がありそうですが…)
2歳での保活は枠こそ少ないものの、高得点の家庭とバッティングが起こらなければ、決まる可能性がそれなりにあると言えるのではないでしょうか。あくまで主観です。
枠の無い保育園でも、ダメ元で申込用紙に書いた!
実は、内定した保育園は1歳からの持ち上がりがほとんど。
見学に行った時も、2歳の枠は今のところ空いてないと言われていました。
それでも、良い保育園だなぁと感じたので申し込み用紙にダメ元で書いてみたのです。入園書類を受け取る時に尋ねると、「引っ越し等で少し空きが出た」とのことでした。なんとラッキー!
枠が多い保育園には、それだけ希望者も多く集まると思うので、枠が例え0の保育園でも、とりあえず書いておくべし!突然空きが出る可能性は往々にしてあります。
世帯年収が高い方ではなかった
我が家は夫婦共働き。夫と私の年収は、産前は正直ほぼ変わりませんでした。(厳密には夫の方が少し高いです!名誉のために…笑)
育休を2年間取得しているため、前年度の私の年収はほぼ0。
年収と保活に何の関係が?と思われるかもしれませんが、実は「点数が同じだった場合、年収基準の低い世帯が優先される」というルールがあるのです!
前述の通り、【109点】の指数を持つ世帯はかなりの数。その中でさらに順位をつけていくために、年収基準があるのです。年収が低い世帯の方が、保育の必要性が高いと判断されるわけです。(これには、賛否様々な意見があるそうですが…)
我が家の場合、前年度の私の年収がほぼ0の為、実質夫の年収のみが反映されます。1馬力では、東京都(しかも世田谷区)の中では目立って高収入というわけではないため、109点の中での優先順位は高い部類に入ったのではないかと思います。
前年度の奥様の年収がしっかりとある方、またご主人がかなり高収入の方はその分不利になるので、注意が必要です。
ちなみに年収基準も同じだった場合は何で優劣が決まるのか?ずばり、「世田谷区の居住年数が長い順」だそうです。引っ越し組の我が家はその点では不利でした。
通える範囲内で、出来る限り多くの園に申し込んだ
鉄則と言えば鉄則ですが…。
保育園は近いにこしたことはないと思っています。なぜなら暑い日も、雨の日も、寒い日も送り迎えをしなければならないから。
理想を言えば徒歩すぐの保育園が理想ですが、そこに受かるのは中々難しいもの。
事実、我が家が受かった保育園も家から徒歩20分、最寄りは二駅隣の園なので決して近くありません。
最寄り駅の範囲内だけで申し込んでいたら、恐らくどこにも受からなかったと思います。
2歳そこらの子供を連れていると朝の時間が無い時は相当近い園でないかぎり、自転車送迎になると思います。どちらにしろ電動自転車を購入するだろうと考えていたので、通える範囲の園は全て書きました。最後の最後に、見学に行けていない園も追加で書いたので、申し込んだ園は合計は20を軽く超えます。
もちろん、通えないくらい遠くの園を書く必要はないと思いますが、保活はとにかく枠との勝負!可能性の幅はできるだけ広げるためにも、選り好みせずたくさんの園に申し込むのがおすすめです。
まとめ
以上、振り返ってみて思う、娘が認可園の内定をいただいたポイントでした。
数年前は日本一の保活激戦区、とても普通の共働き家庭ではどこにも決まらないと…言われた世田谷区ですが、その様相は区や保育現場の努力で、少しずつ変わってきています。
事実、私たちはごくごく普通の共働き夫婦ですが、無事に内定をいただくことができました。
保活はそもそも【運】に左右される側面もかなり大きいと思います。
この記事を見てくださる方の保活が少しでも満足のいくものになりますように。
どなたかのお役に立てれば幸いです。
お読みいただき、ありがとうございました。
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